Our
5つの技術がつながる、
最先端の化学力。
当社の技術は、創業以来培ってきた顔料や染料をつくる有機合成技術を基盤に発展してきました。さらに、素材の性能を引き出すために、さまざまな物質を安定して混ぜ合わせる分散技術を磨いてきました。その後、ジアゾ感光剤の新製品開発をきっかけに、半導体材料、ディスプレイ材料、イメージング材料およびヘルスケア材朗分野へと事業を広げ、現在では樹脂を合成する重合技術や、製品の品質を高める金属含量低減技術も確立しています。さらに、生産を行う過程で発生する不要物や廃液の処理技術に関しても実績を積み上げてきました。これら5つの技術を組み合わせることで、顧客の細かな要望にも柔軟に対応できるのが当社の強みです。長年の技術の積み重ねと分野を超えた連携により、当社ならではの高付加価値な化学製品を生み出しています。
コア技術領域
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01
有機合成技術
当社の有機合成技術は、合成染料の製造・販売からスタートしました。
その後、この技術を発展させ、感光性材料や印刷材料など、さまざまな分野の材料づくりへと広げてきました。中でも強みとして磨いてきたのが、ジアゾ化合物の合成技術です。これに関連して、ニトロ化反応、アミノ化反応、酸化還元反応、ハロゲン化反応など、多様な化学反応を扱ってきた実績があります。さらに、染料製造で培った技術は写真材料の分野にも応用され、ジアゾ化合物に加え、さまざまな複素環化合物の合成にも取り組んできました。近年では、高機能触媒を用いた精密な有機合成にも対応し、より高度な材料開発へと進化しています。
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分散技術
分散技術とは、化学材料を非常に小さな粒子にし、液体の中にムラなく均一に広げる技術です。当社では、有機化合物や無機化合物を ナノメートル(数10~100nm)レベルまで微粒子化する分散技術を有しています。高性能な湿式分散機やナノ粒子向け分散機を用い、水系・有機溶剤系の材料を、用途に応じて最適な方法で分散・粒子化しています。粒子の大きさや分布を精密に制御することで、材料本来の性能を安定して引き出せることが特長です。この技術は、フィルム材料やインキ材料をはじめ、液晶パネル製造材料、二次電池用の無機材料など、幅広い分野で活かされています。製品の品質や性能を左右する、重要な基盤技術のひとつです。
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03
重合技術
重合技術とは、小さな分子をつなぎ合わせて、樹脂などの高分子材料をつくる技術です。当社では、溶液重合・乳化重合・懸濁重合といった複数の重合方法に対応し、用途に応じた材料づくりを行っています。特に、半導体用レジスト材料に求められる高い品質に対応できるよう、分子量や分散度、不純物の量を精密にコントロールした高分子化合物の製造を強みとしています。重合条件を細かく調整することで、製品の性能や安定性を左右する重要な役割を担っています。材料の性質を分子レベルで設計し、最適な形に仕上げるのが、この重合技術の特徴です。
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04
金属含量低減技術
金属含量低減技術とは、材料の中に含まれるごく微量な金属成分をできる限り取り除き、製品の品質を高める技術です。電子材料などの分野では、わずかな金属不純物でも性能に大きな影響を与えるため、非常に高いレベルの管理が求められます。当社では、さまざまな精製技術を保有し、それらを組み合わせることで、製品中の金属含量を極限まで低減しています。さらに、品質を確実に保証するため、高度な分析機器を用いて厳密な評価を行っています。材料を「より純粋に、より安心して使えるもの」に仕上げることで、最先端分野を支える重要な役割を担っています。
研究環境の考え方
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ラボで検討している0.2Lの反応が、工場では1万Lになります。
自分の検討が、そのまま大量生産につながるスケール感は、
この会社ならではだと思います。 -
小さく作れればOKではなく、
毎回同じ品質で安定して作れるかがプロセス開発では重要です。 条件を少しずつ詰めて再現性を高めていく過程に面白さがあります。 -
研究室のフラスコ段階から、工場での量産まで一連の流れに関われます。
研究の入口から出口まで見られるのは、この会社の大きな特徴だと思います。 -
化学は予定通りに進まないことが多いですが、
失敗を分析して次に活かせるようになると、自分の成長を実感できます。
その積み重ねが自信につながっています。